小原学園 小中学校内では次々に春の花が満開を迎えています。ツツジも現在,満開です。
ツツジ(躑躅)はツツジ科の植物。主にアジアに広く分布しています。先端は5枚に分かれていますが,
もとの部分ではつながっている合弁花類です。(合弁花類,他にもありますね)
庭木としてよく植えられていることが多く,学校でもよく見かけます。
花は蜜が吸えることで有名ですが,「グラヤノトキシン」という毒が含まれており,
注意が必要です。
ツツジの花にはどの花にもヒョウ柄の模様が見られます。(写真だと濃いピンクの部分)
これは「ネクターガイド」といい,虫に蜜のありかを教えています。
虫はこの蜜を求めてやってきます。その代わり,ツツジの花は虫に花粉を運んで
もらい,受粉をしてもらいます。このような花を「虫媒花」といいます。
児童生徒の皆さんが登校日に勉強している間,虫たちもせっせと働いているのですね。
【撮影日 2020/5/13】