今日の小原っ子!

2018年12月10日

いじめゼロの日

 いじめゼロの日

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 12月10日(月)は「いじめゼロの日」です。白石市では毎月10日は「いじめゼロの日」と定め,市内の各中学校においていじめ防止につながる取組を行うことになりました。小原中では,全校生徒がピンクTシャツを着て一日生活しました。担当の生徒から「ピンクTシャツ」の話(以下参照)を聞き,その主旨に賛同し取組を行いました。その後,小学校に出向き,小学生にも趣旨を話したのち,ティッシュを配り,小学生にも取組に協力してもらいました。全校児童生徒が,いじめについて考え,「いじめは絶対にしない。」という気持ちを強く持った一日でした。 

『ピンクTシャツでいじめ防止を!』

 カナダでは,2月の最終水曜日を「いじめ反対の日」に掲げ,国を揚げてピンク色のシャツを着て,いじめ撲滅を訴える活動を行っています。今ではカナダ全土,イギリス,アメリカなど,世界75ヶ所に広まりをみせる「ピンク・シャツデー」運動ですが,もとは2人の少年の「勇気」から始まりました。

 2007年,カナダのノバ・スコシア州の男子高校生がピンク色のポロシャツを着ていたということだけで,上級生から『ホモ』などとからかわれ,暴力などのいじめを受けてしまうということがありました。それを知った2人の男子生徒が,ディスカウントショップでピンク色のシャツを50着ほど購入し,クラスメートにシャツを着るようにメールで依頼をしました。翌朝学校に行ってみると,そのメッセージは直接連絡をしなかった生徒にも伝えられ,校内はピンクのシャツや小物を身につけた生徒であふれ,それ以来,その生徒に対するいじめはなくなったそうです。

 日本では,2011年から小説家で詩人の中園直樹さんが,ピンク・シャツデーの普及活動に励んでいます。今年は,北海道,本州(東京,埼玉),四国(愛媛),九州(福岡)でピンク・シャツデーイベントが行われたそうです。

 詳しくは,「日本ピンクシャツデー公式サイト」をご覧ください。

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全校児童生徒の活躍   2018/12/10   校長
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